第22日目 浦河港出航―白老港入港―登別漁港入港 今日は相変わらず濃霧の中を函館に向けて出航。 波はまったくなしのべたなぎ。 昨日から少し調子の狂っていたエンジン。昨日浦河港入港後点火プラグ6本。 城崎マリーナと連絡をとりながら交換していたが静内沖で又不調。 近くで修理できる港と業者の手配を城崎マリーナの木下さんに依頼し、とりあえず白老港に入港。 修理が明日になりそうなので隣の登別漁港に移動。 ここで係留し今晩は登別温泉で一泊 函館の夜景は明日にお預け。 2005.6.20 |
浦河のバス停 |
浦河町役場 |
競走馬の産地 日高地方 |
浦河海上保安署 |
登別漁港 |
登別に係留 |
第23日目 エンジン修理―登別漁港出航―函館港手前の漁港に入港― 今日は朝からエンジン修理のため朝もゆっくり。 10時に札幌からスズキマリンのサービスマンが来るので9時過ぎから漁港岸壁で待機。 約束の時間通り10時にサービスマンが到着。 早速私と二人乗船し試運転に出発。 やはり3000回転あたりでエンジンが息つき、原因は燃料フィルターの目詰まりと決定。 早速岸壁に帰りフィルターの清掃、新しい部品はヤマハで、手持ちが無いためである。 清掃し取り付けた後、再び試運転航行へ沖へ。 エンジン快調・・・これで大丈夫! サービスマンに御礼を言ってめでたく登別漁港を出航、一路目的地函館に船を進める。 霧はあるが波はなし、30ノット(約60k)で航行。 すぐに室蘭である。室蘭から内浦湾をショートカット、恵山岬を目指す。 何度も会っているが、イルカの大群と遭遇。 岬を廻って一路函館へ。津軽海峡も波なし。 途中新日本海フェリーの苫小牧行きとすれ違い目前に函館山と函館市街地。 函館山をグルット廻って函館漁港に入港。 函館港は港が大きいので少し手前の漁港に係留することに決定。 漁港側の平石造船の皆様に大変お世話になる。 さあ函館見学だ!!漁港から函館市電で五稜郭まで移動、高知以来の久しぶりの路面電車を満喫。 早速御陵各タワーに上り空中より五稜郭の見学、現在のタワーは地上60メートル。 隣に新しいタワーを建設中、98メートルの高さのようだ! タクシーで函館駅前に帰りホテルを決めて早速夕食のため近くの居酒屋へ。 今晩は8時の登山バスで函館山に夜景見物に出かけるので余時間が無い。 ボトルで注文した焼酎も3割程度隣のお客さんにプレゼントしてバスターミナルへ。 早速バスで函館登山、約30分で頂上へ。 少し霧がかかっていたがおおむね80点の夜景。 前日は霧でさっぱりだめだったようでこれくらいは辛抱しなくては行けない 。 一昨日エンジンの不調が無ければ登別温泉に泊まることなく函館泊まり その場合夜景はさっぱりのところ! エンジン不調のお陰で夜景に有り付けた! 不運が港運を導いてくれたようなもの。 2005.6.21 |
登別駅前 |
登別駅 熊の剥製 |
登別漁港 |
恵山岬沖 |
恵山岬 |
函館山 遠望 |
函館漁港 |
お世話になった平石造船 |
函館市電 |
五稜郭 |
五稜郭タワーより函館市街 |
函館の夜景 |
第24日目 函館港少し手前の漁港出港―大畑漁港入港―六ヶ所村陸奥小笠原港入港―久慈港入港 今朝はいよいよ10泊もした北海道とお別れ、少し寂しい思いがする二人です・・・。 濃霧の津軽海峡を渡り青森県下北半島の大間港沖を目指しレーダーとGPSプロッターで計器航行。 大間より少し走り大畑漁港に入港、朝食のパンを購入し再び尻屋岬をめざし濃霧を走る。 岬突端は波が高く心配したが岬を廻ればたいしたことなく核燃料再処理施設の六ヶ所村陸奥小笠原港に入港。 港内もすごい濃霧で見通しはほとんど無く、岸壁の位置もレーダーとGPS、燃料を補給し再び濃霧の太平洋へ出航。 今晩は八戸あたりで泊まる事に決定! しかしその後霧が晴れ、航行しやすくなったので岩手県久慈市まで進めることに変更 。 4時ごろ久慈港に入港、係留場所を探していると地元港湾工事会社「高橋海事」の社長さんに声をかけていただき 自分の会社の船に横付けして係留してもいいよと言っていただく 。非常にありがたいことである。 聞けば社長さん自身もクルーザーで九州のほうまで行ったことがあるとの事。 一周しているものの気持ちの良くわかる方である。 係留場所に移動するとそこの岸壁は高橋海事さんの船ばかりいっぱい係留してある。 社員の皆さんにも係留を手伝っていただき本当にありがたいことである。 おまけに社長さんに今晩の宿泊場所まで紹介いただいた 感謝、感謝! 2005.6.22 |
大畑漁協 |
大畑漁協 その2 |
陸奥小笠原港 |